壊さずに橋の内部を視る -中性子計測-

人材積極募集中技術者管理スタッフ

理念

小型中性子源を用いた日本発の非破壊検査技術により

新たなインフラマネジメントを実現し

安心・安全な社会の創出に貢献する

 

お知らせ

2024/10/10
2024年度 理研シンポジウムに参加

2024/9/26
ランズビュー、一気に展開加速!シリーズA資金調達完了

2024/9/15
週刊東洋経済「すごいベンチャー100」2024年版に当社が選ばれました

2024/7/31
柴崎光子 和光市長が視察に訪れました。

2024/5/29
「実用化が進む中性子線によるコンクリート内部の塩分濃度非破壊検査技術」日刊工業新聞社に掲載

2024/3/26
「第7回インフラメンテナンス大賞」受賞インタビュー掲載

2024/1/18
「第7回インフラメンテナンス大賞」において「国土交通大臣賞」を受賞

2024/1/9
中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR制度)に採択されました。

2023/11/16
「第35回日本道路会議」において「優秀賞」を受賞

2023/10/20
弊社代表髙村のインタビューが「検査機器ニュース」(2023年10月20日号、産報出版社)に掲載されました

2023/10/06
理化学研究所大竹チームリーダー(弊社アドバイザー)が「令和5年度 新道路技術会議 優秀技術研究開発賞」を受賞しました(課題名:中性子によるコンクリート塩分濃度非破壊検査の技術研究開発)

2023/08/21
日経クロステックに掲載されました

2023/06/28
事業会社を立ち上げ、中性子線を用いた非破壊検査の普及を目指す 建設業の未来インタビュー第11回後編および後編(序章) が公開されました。

2023/06/21
物質を透過する「中性子線」でインフラ点検効率化を目指す 建設業の未来インタビュー第11回前編および前編(序章) が公開されました。

2023/5/20
弊社設立について日テレNEWSのWEBサイトに記事が掲載されました

2023/05/01
弊社設立についてメディア等に掲載されました

2023/04/28
理研発、中性子線でインフラ非破壊検査を実現する「株式会社ランズビュー」の設立について

採用情報

計測装置運用技術者

管理部門スタッフ

よくある質問

Q. RANS-μ(ランズマイクロ)では、どんな計測が可能ですか。
A. 完全非破壊で、コンクリート中の深さ9cmまでの塩分濃度を深さ方向3分割で計測します。1.0kg/㎥以上の塩分濃度を計測可能です。

Q. 計測時間はどの程度ですか。
A. 塩分濃度によりますが、1か所1時間以内で計測可能です。塩分濃度が高ければ15~30分で完了します。1日4か所程度の計測が可能です。

Q. 橋梁の塩害に関する点検制度はどうなっていますか。
A. 令和6年7月改訂の「橋梁定期点検要領」において、「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」の対象となる橋梁については、「定期点検としても鋼材の被りや鋼材位置での全塩化物イオン量をデータとして記録することとした」とされています。
また、令和6年3月改訂の「道路橋定期点検要領」において、特定事象等の有無の評価と記録を残すこととされ、特定事象の例として「塩害」が挙げられています。

Q. RANS-μは点検業務で使用可能ですか。
A. RANS-μは点検支援技術性能カタログ掲載技術(技術番号:BR020032-V0023)であり、既に国土交通省直轄橋梁を中心に点検業務で活用いただいています。15橋54箇所計測(2024年4月時点)

Q. 「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」では、塩分濃度について、深さ7cmまでを1cm刻みで計測することが求められていますが、RANS-μは対応可能ですか。
A. 令和6年7月改定の「橋梁定期点検要領」においては「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」の対象となる橋梁は、同要領に従った特定点検を行うこととされていますが、「上部構造のかぶり」と「上部構造のかぶりに相当する深さの全塩化物イオン量」を記録することとされ、必ずしも深さ7cm(1cm刻み)で計測する必要はありません。また、既に国土交通省直轄供橋梁においてRANS-μによる深さ9cm(3cm刻み)での計測を実施しています。

Q. RANS-μはどのように非破壊で塩分濃度を計測しているのですか。
A. 放射性同位体Cf 252を中性子源として、中性子をコンクリートに照射することにより発生するガンマ線をGe半導体検出器により測定します。塩素由来の複数のガンマ線強度を測定することにより、塩分濃度を算出します。

Q. RANS-μは放射線を使っているとのことですが、安全ですか。
A. RANS-μの中性子源は「表示付認証機器」を取得しており、適切に使用すれば人体に影響はありません。

Q. 従来法と比較してどのようなメリットがありますか。
A.
【電位差滴定法(破壊法)】
RANS-μには、破壊法が抱えるデメリット(鉄筋破断リスク、穴埋めによる再劣化リスク、表面補修材撤去の必要性、同一箇所の経過観察不可、多点観察不可、産業廃棄物の発生)が全くありません。
【蛍光X線】
「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」では、鋼材の被りや鋼材位置での全塩化物イオン量をデータとして記録することとされていますが、蛍光X線ではコンクリート表面しか計測できません。RANS-μはコンクリート中の塩分濃度を完全非破壊で計測できます。

Q. RANS-μで実際に計測したいのですが、どうすればよいですか。
A.
【橋梁管理者様】
下記連絡先より弊社までお問い合わせください。
【建設コンサルタント様】
下記連絡先より弊社までお問い合わせください。
【計測・調査会社様】
RANS-μでの計測は、ニュートロン次世代システム技術研究組合(国土交通大臣許認可・以下、T-RANS)が認定する「RANS-μ計測士」のみが可能です。「RANS-μ計測士」の認定についてはT-RANS、または、弊社までお問い合わせください。
ランズビュー連絡先:代表取締役 髙村 正人 masato.takamura@ransview.co.jp
T-RANS連絡先:T-RANSウェブサイトのお問い合わせからご連絡ください。


Q. 費用はどの程度になりますか。
A. T-RANSが定める標準歩掛をご確認ください。(原則として都度見積になります)

会社概要

社名株式会社ランズビュー
設立日2023年4月3日
役員代表取締役    髙村 正人
業務執行取締役  大石 龍太郎
業務執行取締役  池田 裕二郎
社外取締役    西山 玄輝
監査役      油谷 好浩
アドバイザー大竹 淑惠(理化学研究所 中性子ビーム技術開発チーム チームリーダー)
資本金35,290 千円
所在地埼玉県和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ405
業務内容1.     非破壊検査技術による計測サービス
2.     非破壊検査装置の研究開発、販売、レンタル
3.     非破壊検査技術を用いたコンサルティング
4.     非破壊検査技術に付帯する数値解析及びソフトウエア開発
5.     データプラットフォームの構築、販売
6.     前各号の業務を行うための調査研究及び人材育成
7.     前各号により生じた知的財産権の管理、活用並びにその活用に伴うサービス提供
8.     前各号に付帯する一切の事業
主要取引銀行埼玉りそな銀行
日本政策金融公庫
三井住友銀行
問い合わせ先株式会社ランズビュー 代表取締役 髙村正人
masato.takamura[at]ransview.co.jp
※上記の[at]は@に置き換えてください。